リベラルアーツ
自分がやってきたことは正しかった心からと思えるようになった一冊がある
この本だ
高校3年生の頃、受験科目以外の政治経済や倫理学などが大好きで夢中になって勉強したり、大学に入っても教養科目の哲学や心理学などはSとかとったりするほどだった
しかし自分の専門科目とまったく関係ない教養科目こそ、勉強することで将来に繋がるということがこの本を読み終えて確信した
池上彰の本は高校の頃、古典の授業があまりにもつまらなすぎて授業中に隠れながら読んでいたらかなり面白くてハマってしまった
説明や例えが非常に分かりやすく説得力があり、客観的でありながらも主張に筋が通っていて実に素晴らしいジャーナリストである
本やテレビ、雑誌などかなりの有名人になったが、このような人が現代の日本に必要とされているからこそだと思う
かなり面白い内容だったので、今でも印象に残った内容を他人に話すほどである
特に日本の大学とアメリカの大学の違いについて述べられているところには非常に興味が惹かれた
リベラルアーツに関する記事があるのでそれを参照してみてほしい
リベラルアーツがイメージできない人は最近メディアで取り上げられて話題になっている秋田の国際教養大学なんかをイメージしていただけるとわかりやすいかもしれない
グローバル人材が求められる今だからこそ、この本は大学生やビジネスマンに読んでほしい
特に東工大生、というよりバリバリの理系人間にこそ読むべき本である
とにかく内容が面白くてすぐ人に教えたくなるような話題ばかり
文化人類学者の上田紀行さんの「日本人が無宗教なんてウソです」という話には驚嘆させられました
そのほかにも池上彰さんの鋭い返しやユーモアある発言には感心させられます
素晴らしい名書なので自信を持っておすすめする本ですね
池上さん最近どんだけ儲かってんだって思ってるあっくんからの投稿でした